回復
最近寝られないので思いきって4時ぐらいから起きてた。
することもないので、自分が何をしてきたのかをなるべく誉めるようにして声に出してみた。涙こそでなかったものの、安心して泣きそうになった。
誰かに認めてもらいたいんだろうと思っていたけれども、ほんとのところ自分が自分を認められないままに高校、大学と過ごしてきたようだ。やっと僕は自信の努力を成否の掛け値なく評価できる余裕と、ある程度の結果を得たのだろう。
思えば高校も大学も初めは頑なな初心を抱いて入学したものだった。少なくとも満足のいく結果を得られたわけではないスタート。それは中学と高校で満足のいくゴールを切ったわけではないことを意味する。ただ、やっと私は大学生活において第一志望においた目標を達成することができた。従来より目標が低いとも考えられるが、自分にみあった設定ができたとも言える。
今までは失敗に対する後悔と恨みをもって次の学校での努力を始めてきた。少なくとも今回は成功したのでそれらはない。僕は次のステップ、大学院への原動力がない状態とも言える。そこで過去の自分を正しく捉えるという行動に移っているのだろう。
俺が私を認める、これができないばかりにわざわざ悩んできた時間がある。しかし、それがが解決した今、できなかった自分の気持ちもわかる。少なくとも今は、心に安定がはかれたことに安堵し、そして糧にしていくべきなのだろう。
自棄になりかけた僕を必死に食い止めて、振り返りをする契機をくれた元クラスメイト氏への感謝をもって、今日を閉じたいと思う。